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2.たかが、口蓋裂!?
はんなちゃんに口蓋裂(生まれつき口の中の天井の部分が割れている状態)があると
分かった時、私たちは、あまり大きな問題だとは思っていませんでした。 手術したら直る、その程度にしか思っていませんでした。 しかし、口蓋裂は、口の中の問題だけではないのですよね。
@先ず、ミルクの問題があります。 口の中と鼻が直接つながっているので、空気やミルクがもれやすく、ミルクを上手に飲めません。
コップの中の水を2本のストロー(ストローの片方は水に、もう片方は、コップの外につける)で飲んでいるようなものだそうです。 私たちもやってみましたが、水は飲めませんでした。
ですから、はんなちゃんは、鼻から胃に直接つながっている栄養カテーテルで、 不足分のミルクを補っています。
A口蓋裂の赤ちゃんのほとんどが、中耳炎にかかると言われています。 はんなも、2月中旬に中耳炎にかかり、3回ほど耳鼻科にかかりました。
これは、口蓋裂のために口の天井部分が開いており、耳管が食物によってよごされることが多いためと考えられています。
B口蓋裂があうと、歯の大きさや数、形の異常もよく見られ、受け口にもなりやすいのです。 よって、口唇の使い方に特有のくせがついてしまい、言語治療が必要な場合があります。
私たちは、口の中のことは、気にしないで生活しています。
身体の中の見栄えのしない、気にも留めない部分が欠けただけで、他の部分まで悪く なってしまいます。身体の中の見栄えのしない器官が、かえって、なくてはならないもの
なのだなあと、改めて思いました。
参考文献:毛利子来・山田真・野辺明子 編著 「障害をもつ子のいる暮らし」
筑摩書房
その1 |
その2 | 一歳の誕生日 |
一歳以降
パパの手紙
| 「兄弟姉妹」
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